増えてきているガン
最近、わんちゃんにもガンが増えてきているようです。
昔より寿命が伸びたからなのか、食品か環境のせいなのか。
その理由はわからないそうです。
ガンになると、手術や放射線治療、抗がん剤治療など、
わんちゃんの体にすごく負担をかける治療をせざるおえなくなります。
治療費もたくさんかかりますし、なによりも愛犬がガンで苦しむ姿は絶対に見たくありません。
さらに死にいたることも・・・ありますものね。
体では毎日なにが行われているのか
私たちも、動物たちも細胞が休みなく働き続けています。
そして体のどこかで健康な人も若い人も毎日のように細胞はガン化しています。
でも、体の中の免疫（免疫に働く血液細胞、マクロファージ、リンパ球、
キラー細胞、ナチュラルキラー細胞）が
大病につながる悪い影響がでる前にやっつけてくれるので、
体に異変や支障がでないのです。
しかし、疲れが毎日たまっていたり、ストレスが続いたり、
睡眠不足や、悪い食事を取り続けるなどして
体の免疫機能が落ち続けてしまうと、がん細胞が大きくなることを許してしまいます。
つまり逆に言えば、体の免疫バランスを常に保っていれば、
がん細胞は増えにくいということです。
そこでガン予防オプション。
わんわんごはんにできることは、食事から免疫を高める方法です。
ガンの予防にいいとされる食材をこちらのオプションでは
通常メニューよりも多めに取り入れていきます。
ただ、これらの食材を食べ続けたからといって、
ガンに絶対にならないとは言い切れませんし、
食事以外の部分で、運動やストレス、睡眠などわんちゃんの免疫が
バランスを崩さないように飼い主様がしっかりとサポートしてあげてください。
尚、これから紹介する食材は基本的に免疫を高めると言われている食材たちなので
免疫を高めた結果「ガンが治ることもある」「ガンが小さくなることもある」
とは言われています。
しかし私は、あくまで「がん予防オプション」という予防を強調します。
がん予防オプションで強化する部分
β－グルカン
きのこ類にはβ-グルカンという多糖類が含まれています。
この物質には強力ながん抑制効果があることがわかっています。
β-グルカンを利用した抗がん剤も認可されています。
きのこ類の抗癌作用は、体内に侵入したマクロファージやナチュラルキラー細胞、
キラー細胞などを活性化させ、体の免疫機能を高めることによって、
がんの増殖を抑えることができます。
EPAやDHAなどのオメガ3系脂肪酸
EPAとDHAは青魚などに含まれるn－3系の多価不飽和脂肪酸です。
発がんに関与するアラキドン酸の合成を抑えてがんの発生を防ぎます。
すでに発生してしまっているがん細胞も増殖が抑えられるため、
予防だけでなく転移も防ぐことができます。
フコイダン
海藻類に含まれる多糖類のフコイダンは、がん細胞の自殺を促し、がんの増殖を抑えます。
ビタミンC
抗癌作用があることで知られるインターフェロンの生成を助ける効果があります。
イソチオシアン酸類
がんの原因となる酵素の働きを抑えたり、発がん物質を抑える酵素を生み出す働きがあります。
食物繊維
うんちの量を増やし、スムーズに出すことで、有害物質が大腸に触れている時間が短くなり、
結果的にがんを防ぐことになります。