特徴
安全な保湿成分(グリセリン、BG、ヒアルロン酸、カミツレエキス)配合で、
ペットの毛が乾燥するのを防ぎ、毛に潤いを与えて静電気を防止します。
人間用の化粧水などに含まれる、安全でポピュラーな成分のみを配合。
香料、着色料不使用。
保存料はパラベンを最低量使用しています。
使い方
ブラッシングをしてから、ペットの体に直接スプレーするか、
自分の手にスプレーをしてから、ペットの体につけてください。
顔のまわりは、目などに入る恐れがあるため、必ず飼い主様の手にスプレーしたものを
つけてあげてください。
その後に軽くブラッシングなどをしてください。
全身につけて毛がしっとりとすれば、効果が現れます。
効果は乾燥状況にもよりますが、時間とともに静電気除去効果が少なくなっていきます。
その際は、再度静電気防止スプレーをつけてあげてください。
安全な成分のみを使用していますが、気になる方は寝る前などに蒸しタオルなどで
ペットの全身を拭いてあげますと、すっきりとします。
ペットに起こる静電気について
なんでペット(犬や猫)は静電気が起こるの?
全ての物質の原子の中では、プラスの電子のまわりをマイナスの電子が回っています。
これが同じ量で回っていれば問題はないのですが、他の物質とこすれたり、触れ合ったり、離れたりしたときに
その安定が乱れ、マイナスの電子が相手のほうに移ってしまったり、相手に取られてしまいます。
マイナスが増えすぎるとマイナス帯電、プラスが多すぎるとプラス帯電となります。
そういう状態になってしまうと、元の安定した状態に戻ろうとします。
例えば、マイナスが異常に増えた状態でいると…その増えすぎたマイナスを放出したくなります。
マイナスを放出できるものと触れ合ったときに、一気に相手側にマイナスの電子を放電します。
この時に「痛いっ!」となるわけです。
静電気はなにかと触れ合ったときに起こる電子のバランスの崩れから起こります。
わんちゃんもネコちゃんも体中が毛に覆われています。
動くたびその毛同士が様々なものと触れ合い、大量の静電気を生み出します。
子供の時に髪の毛に下敷きをこすりあわせて「静電気~♪」って遊んだことありませんか?
あんなことが体中で起きています。
また下敷きと髪の毛の遊びのように、静電気はまわりの物質を吸い寄せる力があります。
静電気のたまりやすい冬にお散歩などにいくと、静電気が溜まったワンちゃんネコちゃんの体に
小さいゴミが吸い寄せられ、毛の奥のほうに小さいチリのようなものがたくさん入り込んでしまう原因となります。
ブラッシングしてもなかなか取れないし、とても大変ですよね。
でもやっぱり一番悲しいのは、「痛い」ことですよね。
撫でてあげたとき、舐めてくれたとき、抱っこから地面に下ろす時などに
「ビリッ!!」てくることありますよね。
もちろん人間だけでなくワンちゃんネコちゃんも痛いようで、うちの子はそういうときは
「痛いけど・・・なんなんだろう・・・」みたいな悲しそうな顔をしたり、
「ビクッ!!」と反応したりします。
たぶんなんでこうなったのかは理解できないと思うので、かわいそうだと思います。
静電気を防ぐには
静電気が起きてしまうのは、しょうがないことなので、あとはいかに緩やかに放電するかです。
なにかに触れたときに一気に放電するから痛いのであって、ゆっくりと少しづつ放電していれば痛みは感じません。
夏や雨の日は静電気の痛みは感じませんよね。それは湿度が高いからです。
痛みを感じるほどのひどい静電気は、乾燥した冬に起こります。
冬の乾燥した季節には、空気中のイオン(水分)が減少します。
イオン(水分)は、空気中に電気を自然放電として逃がしてくれるため、
乾燥してイオンが減少すると、自然放電力が極端に失われ、体中に静電気が溜まっていってしまいます。
静電気防止スプレー
そこで静電気防止スプレーです。乾燥したワンちゃんネコちゃんの毛に潤いを与え、その潤いを閉じ込めて
自然放電によるゆっくりとした放電で、静電気の痛みを起こさないようにします。
潤い成分のグリセリン、ヒアルロン酸、カミツレエキス配合で、毛が乾燥するのを防ぎます。
無着色も無香料で、鼻がとってもいいワンちゃんも気になりません。
エタノールとパラベン等の保存料はできるだけ少なく配合していますので、
安全性も高いです。
まったくフリーにしないの?と思われるかもしれませんが、
腐るリスクと、その腐ったものをつけるリスクのほうが圧倒的に高いので、少量配合しました。
しかし、アレルギーを起こすワンちゃんネコちゃんもゼロではない(ほとんどないと思われますが)ので、
目や口、粘膜などに対する使用はお控え下さい。
アレルギー、かゆみ、肌荒れ等異常があった場合は、専門医にご相談ください。
全ての成分の細かい説明
水
水です。
BG
1,3-ブチレングリコールのことで、アルコールの一種ですが、粘性と保水力があり、
無味無臭で無刺激です。
安定した性質をもっているため、多くの化粧水や美容液などに、保湿剤、粘度調整などのために
利用されています。
グリセリンと比べて刺激がさらにすくなく、べたつきにくいです。ただグリセリンのほうが保湿力が強く、
BGとグリセリンを合わせることによって、さらに高い保湿力をもたせることができます。
グリセリン
保湿剤と言えばコレ!というほどポピュラーな保湿剤です。
アルコールの一種ですが、水に溶けやすく、無色透明で匂いはありませんが甘みと粘り気のある液体です。
保湿性がすぐれているため、乾燥肌用の多くの化粧品に使用されています。
また刺激が少ないので、敏感肌やアトピーなどのアレルギーをもっている方向けの化粧品にも使用されています。
エタノール
アルコールの一種で、無色透明の揮発性の液体です。
物質を溶解する性質があるため、水の次によく使われる化粧水の成分と言われています。
アルコールですので刺激物ではありますが、制菌作用、防腐作用があるため、
菌の繁殖を抑えるために入れています。
ヒアルロン酸Na
1グラムに対して6000mlもの保水力をもっていて、皮膚の水分保持能力の主役となる成分です。
空気中の湿度に影響されることなく、保湿性を一定に保つという特性から、静電気防止にはもってこいの成分です。
またグリセリンなどとの併用によって、さらに高い保湿能力を発揮します。
カミツレエキス
キク科のカミツレの花から抽出されたエキスで、安全性の高い保湿成分です。
敏感肌などの人にもオススメできる安全な天然植物エキスです。
保湿効果ももちろんありますが、抗菌作用もあるために入れています。
クエン酸
柑橘類などに含まれる有機化合物で、ヒドロキシ酸のひとつです。
こちらも天然の抗菌殺菌成分として入れています。
メチルパラベル
世界で最も使われている防腐剤です。
歴史も長く、低刺激で安全で効果の高い保存料防腐剤として化粧品はもちろん食品にも
使われている成分です。
安全ですが、パラベンなどの防腐剤について気にする方もいます。
私もその気にするタイプですが(笑)
ただ、私は菌が繁殖したほうが、もっともっと危険だと思っています。
防腐剤を入れないと、常温保存ができないため入れさせていただいています。
わんわんごはんの、ごはんのほうは防腐剤フリーなので使用していませんが、
持ち歩くことのなるスプレーなので冷凍にするわけにも…
プロビルパラベン
こちらもパラベンの一種で、制菌作用が強く、非常に広範囲の微生物に対して有効な防腐剤です。
単独で使用するよりも、メチルパラベンなどと併用することでさらに効果が高まります。
こちらも安全性が高く、刺激が少ないために使用しています。